「一人になりたい」
そう思ったことはありませんか?
仕事が終われば家事。
家に帰れば子供のこと。
ご飯を作って、お風呂に入れて、片付けをして。
気がつけば今日も、自分のために使った時間なんてほとんどない。
特に共働きだったり、子育て中だったりすると、
「自分の時間なんて、全部終わってから」になりがちです。
でも、全部終わる日なんてなかなか来ません(笑)
私も昔は、自分のことをいつも後回しにしていました。
そして今になって思うんです。
ひとり時間は、余った時間に作るものではなく、先に作ってしまってもいい。
そしてそれは、自分だけのためではありません。
自分に余裕がなくなれば、そのしわ寄せは一番身近な家族や子供に向かってしまうこともあります。
だから私は今、
本当に家族を大切にしたいなら、まず自分を大切にしてもいい。
そう思っています。
- 私にも「一人になれる時間」があった
- 娘が生まれて、ひとり時間がほとんどなくなった
- 一人になったら何がしたかった?
- 「一人になりたい」と思うことに罪悪感があった
- 離婚しても、楽になったわけではなかった
- 自分に余裕がないと、子供にも余裕を持てなくなる
- 子供が学校へ行って、やっと一人になれた
- ひとり時間は「できるのを待つ」のではなく先に作る
- ママフリー時間のために頑張らなくていい
- 夫婦で同じ時間を作れば公平とは限らない
- 「手伝ってもらう」ではなく家族でやる
- 限界になる前に休んでいい
- 子供とは「長さ」より、しっかり向き合う時間を
- 毎日すべてを100点にしなくていい
- 一人の時間がないとダメな人はわがままではない
- 今の私が、あの頃の自分に言いたいこと
私にも「一人になれる時間」があった
まだ息子が一人だった頃、私は車で配達する仕事をしていました。
もちろん仕事なので自由時間ではありません。
それでも、配達中の車の中では一人でした。
後にコンビニで働くようになってから振り返ると、私は車で一人で仕事をしていた頃の方が、生き生きしていたように思います。
ある日、配達中のラジオから今井美樹さんの「PRIDE」が流れてきました。
運転しながら聴いていると突然、
「私、何してるんやろう……」と思って、涙が出てきました。
なぜ泣いたのかは、今でもよく分かりません。
今になって考えると、歌の中の世界と自分の現実とのギャップに、何かを感じたのかもしれません。
あるいは、一人になったことで、それまで気づかなかった気持ちが出てきただけなのかもしれません。
理由は分からないままです。
でも今振り返ると、仕事中とはいえ、あの車の中は私にとって貴重な「一人になれる場所」だったのだと思います。
娘が生まれて、ひとり時間がほとんどなくなった
配達の仕事を辞めた後、私はコンビニで働き始めました。
娘を妊娠してからも働き、出産する2週間ほど前まで9時から17時まで仕事をしていました。
そして娘が生まれました。
娘は、とにかくよく泣く子でした。
夜泣きだけではありません。
昼も夜も、抱っこしていないと泣く。
やっと眠ったと思って布団に置けば、また泣く。
家事をする時も抱っこ。
私が眠る時まで抱っこ。
そんな生活が半年以上続きました。
夫は仕事から帰ると、お風呂に入り、ご飯を食べて寝る。
娘が泣けば、
「明日も仕事やのに、うるさくて寝られない!」と言われる。
育児は、ほとんど私一人でした。
あの頃の私は、完全に余裕をなくしていたと思います。
一人になったら何がしたかった?

今の私なら一人でランチにも行きますし、一人焼肉まで楽しめます(笑)
でも、当時の私に、
「一人になれたら何がしたい?」
と聞いても、答えは違います。
何もしたくなかった。
どこにも行きたくなかった。
ただ、
「何もしなくていい場所に行きたい」
と思っていました。
ひとり時間というと、
カフェへ行く。
映画を見る。
買い物をする。
趣味を楽しむ。
そんな過ごし方を想像するかもしれません。
でも、そんな元気さえ残っていない時もあります。
誰にも呼ばれない。
誰の世話もしなくていい。
何も考えなくていい。
ただ、ぼーっとする。
それだって立派なひとり時間だと、私は思います。
「一人になりたい」と思うことに罪悪感があった
当時の私は、一人になりたいと思うこと自体に罪悪感がありました。
もし一人でお店に入れたとしても、自分だけ何かを食べようとは思えませんでした。
「子供にも食べさせてあげたい」と思うからです。
自分だけ美味しいものを食べる。
自分だけ楽をする。
自分だけどこかへ出かける。
あの場所から自分だけ解放されることすべてに、罪悪感があったのだと思います。
だから、
「自分の時間を作ればいい」
と言われても、それが簡単にできない人の気持ちも分かります。
時間がないだけではありません。
自分のために時間を使っていいと、自分自身に許可できないこともあるんです。
離婚しても、楽になったわけではなかった
その後、夫がお金を家に入れなくなったことや女性問題、パチンコや借金などが重なり、私は離婚しました。
娘が1歳、息子が11歳の時でした。
夫がいなくなった時、私は、
「一番手のかかる大きな子供が一人いなくなった」
くらいに感じていました(笑)
それほど、家事や育児を一緒にしている感覚がなかったのだと思います。
でも、離婚したからといって楽になったわけではありません。
娘はまだ1歳。
保育園にも入っていませんでした。
働こうにも子供を預けられず、役所で紹介された民間保育園は当時、月5万5千円ほど。
とても払える金額ではありませんでした。
これからどうやって子供たちを育てていけばいいのか。
私は心身ともに追い詰められ、体重も大きく落ち、外へ出ることさえつらくなっていきました。
当時は、
「一人になりたい」
というより、
「ここから離れたい」
という気持ちだったと思います。
私は一人で、
「父親と母親、二人分をやらなければ」
と自分を追い込んでいました。
自分に余裕がないと、子供にも余裕を持てなくなる
娘が生まれた時、私は自分に誓いました。
「怒らない。手をあげない」
でも現実は、そんなに簡単ではありませんでした。
毎日がストレスでいっぱいになると、つまらないことでも怒っていました。
子供につらく当たったこともあったと思います。
今でも、特に息子には申し訳なかったと思っています。
でも、この経験があるからこそ、今は分かります。
自分を大切にすることと、子供を大切にすることは反対ではない。
むしろ、自分に少しでも余裕があれば、子供に八つ当たりしたり、必要以上に怒ったりすることも減ります。
だから、ひとり時間は単なる「ママのご褒美」ではないと思うんです。
子供が学校へ行って、やっと一人になれた
子供たちが成長し、娘も小学校へ通うようになると、学校へ行っている間にようやく一人の時間ができました。
ところが、
「やったー!自由だ!」
とはなりませんでした(笑)
ただただ、脱力。
もともと私は、一人で外食したりカフェに入ったりするタイプでもありませんでした。
だから一人になっても、どこかへ行くわけではありません。
それでも一人で過ごしているうちに、
「夕方になったら、晩ご飯を頑張って作ろう」
と思えました。
今なら、
もっと手を抜いても良かったのに
と思います(笑)
当時は、子供の成長には食べ物が大切だと思っていたので、食事だけはちゃんとしようとしていました。
でも、一人になれる時間が少しあることで、また夕方から動く力が戻っていたのだと思います。
ひとり時間は「できるのを待つ」のではなく先に作る

今の私なら、こうします。
先に予定に入れてしまう。
たとえば、
○月○日(日)13時~15時
ママフリー時間
と予定表に書いてしまいます。
「家事が終わったら休もう」
ではありません。
その時間は最初から自分の予定です。
だって家事なんて、探せばいくらでもあります(笑)
洗濯物を片付けたら、次は掃除。
掃除が終わったら、買い物。
買い物から帰ったら、晩ご飯。
全部終わるのを待っていたら、いつまでたっても「ママフリー時間」はやってきません。
だから先に確保してしまうんです。
ママフリー時間のために頑張らなくていい
ここも大切です。
せっかく13時から15時を自分の時間にしたのに、
朝から掃除して、洗濯して、家族の昼食を作って、夕飯まで作り置きして……
それでは休む前に疲れてしまいます(笑)
家が散らかっていてもいい。
洗濯物が残っていてもいい。
大人なら、自分の食事くらい自分で何とかできます。
必要なら、お弁当をテーブルに置いておけばいいんです(笑)
ママが休むための準備で、ママが疲れてどうする。
その日の家事は60点でもいい。
夕飯がお弁当の日があってもいい。
「全部やってから休む」ではなく、
休むために、今日は何をやらないか決める。
これも、ひとり時間を作る方法の一つです。
夫婦で同じ時間を作れば公平とは限らない
「それなら夫にも同じフリータイムを作らないと」
と思う人もいるかもしれません。
でも、私は必ずしもそうではないと思います。
すでに仕事帰りに飲みに行ったり、趣味を楽しんだり、一人で自由に使える時間がある人。
一方で仕事が終わればそのまま家事や育児に入り、一人になる時間がほとんどない人。
この二人に、
「公平に2時間ずつね」
では、本当に公平なのかな?と思います。
一度、一週間だけでも、
お互いが自由に使えている時間を見えるようにしてみる。
それだけでも、「あれ?私、自分の時間ほとんどないやん!」と気づくかもしれません。
大切なのは同じ時間を配ることではなく、どちらか一人だけが家庭を背負いすぎていないかを見ることだと思います。
「手伝ってもらう」ではなく家族でやる
子供を夫にお願いする時、
「2時間だけ子供を見てくれる?」
と言ってしまうことがあります。
でも、二人の子供なら、本来は「見てもらう」ではないんですよね。
その時間は、もう一人の親が育児を担当する。
家事も同じです。
誰か一人の仕事を、もう一人が「手伝う」のではなく、
家族の生活を家族で回す。
そう考えれば、ママが一人になる時間を持つことへの罪悪感も、少し変わってくるのではないでしょうか。
限界になる前に休んでいい

これも、昔の自分に言いたいことです。
私が、
「何もしたくない。何もしなくていい場所へ行きたい」
と思った時には、もうかなり疲れていました。
そこまで我慢しなくても良かったんです。
限界になってから休むのではなく、まだ大丈夫なうちに休む。
「まだ頑張れるから」は、休まなくていい理由ではありません。
ひとり時間は、心が空っぽになってから慌てて作るものではなく、空っぽにならないために作ってもいい時間なんです。
子供とは「長さ」より、しっかり向き合う時間を
以前、ブログ仲間の人から、
「子供に『ママと遊んでもつまらない』と言われて落ち込んでいる」
という話を聞いたことがあります。
私は、
「一度、思いっきり子供と遊ぶ日にしてみたら?」
と話しました。
その日は夕飯なんて、お弁当でいい。
家事より子供を優先して、徹底的に遊ぶ。
ゲームもする。
話もしっかり聞く。
すると、そのお子さんは、
「遊んでいても、ママはすぐにどこかへ行くから」
と話したそうです。
子供が欲しかったのは、ママが一日中そばにいることではなく、
自分だけを見てくれる時間だったのかもしれません。
私も子供と遊ぶ時は、徹底的に遊ぶことがありました。
ゲームも一緒にしました。
そんな日は、
「今日は、ほか弁!」
でいいんです(笑)
毎日すべてを100点にしなくていい
今日は子供と思いっきり遊ぶ日。
今日はちゃんと料理をする日。
今日は掃除を頑張る日。
そして、
今日は自分を休ませる日。
全部を毎日100点にしなくてもいいんですよね。
子供100%の時間があってもいい。
自分100%の時間があってもいい。
ずっと家族のために「半分稼働」しているより、時間を分けた方が、お互いに気持ちよく過ごせることもあります。
一人の時間がないとダメな人はわがままではない

「結婚しているのに一人になりたい」
「家族がいるのに一人の時間が必要」
そんな自分をわがままだと思う必要はないと、私は思います。
一人になって元気になる人もいます。
一人になることで、やっと自分の気持ちに気づける人もいます。
そして、ひとり時間だからといって、何か有意義なことをする必要もありません。
寝たいなら寝る。
ぼーっとしたいならぼーっとする。
一人でランチしたければ行く。
焼肉が食べたければ、一人焼肉したっていい(笑)
ひとり時間の過ごし方まで、誰かに決めてもらう必要はありません。
今の私が、あの頃の自分に言いたいこと
もし今の私が、あの頃の自分に会えるなら、こう言います。
子供を一番に考えることは、間違いではない。
でも、
本当に子供を守りたいなら、まず自分を守ってあげて。
自分に余裕があれば、子供に八つ当たりしたり、つまらないことで怒ったりすることも減ります。
だから、自分で自分を追い詰めないでほしい。
そして、自分にも聞いてあげてほしい。
「今、何したい?」
「今、どんな気持ち?」
子供の気持ちを聞くように、自分の気持ちも聞いてあげる。
「一人になりたい」
なら、一人になっていい。
「疲れた」
なら、休んでいい。
「何もしたくない」
なら、何もしなくていい。
そして、少し元気が戻って、
「何かしてみようかな」
と思った時には、そこからソロ活を始めてもいいんです。
昔は一人で外食することさえできなかった私も、
今では一人ランチや一人焼肉を楽しんでいますᵔ ᢦ ᵔ
だから私は思います。
ひとり時間は、誰かから逃げるためだけの時間ではありません。
自分の気持ちを聞いて、自分のところへ帰ってくる時間でもある。
まずは予定表に、
「○月○日 ママフリー時間」
と書くところから始めてもいいのではないでしょうか。ᵔ ᢦ ᵔ
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「昔は一人で外食することさえできなかった私も、
今では一人ランチや一人焼肉を楽しんでいますᵔ ᢦ ᵔ」
一人焼肉なんて昔の私なら考えられませんでした(笑)
でも実際に行ってみると、自分のペースで食べられて思った以上に快適でした。
▶ 私が実際に一人焼肉を楽しんだ時の様子はこちらで紹介しています。
「そして、少し元気が戻って、『何かしてみようかな』と思った時には、そこからソロ活を始めてもいいんです。」
ソロ活といっても、いきなり一人旅のような大きなことをする必要はありません。
「これなら一人でもできそう」と思えることからで大丈夫ですᵔ ᢦ ᵔ
▶ 一人で何をしたらいいか迷ったら、無理をしないソロ活の始め方も紹介しています。
